好き好き不動産のブログ

不動産が大好きです。不動産のこと、ご興味があれば見てください。週末は趣味の競馬を楽しんでます。

住宅ローンを利用してマイホームを買うこと

コロナ禍の中でもマイホームを探している方はたくさんいらっしゃいます。

マイホームを購入するにはそれなりの覚悟が必要になり、様々な障害があり、なかなか購入に踏み切れない方が多いのではないでしょうか。

 

マイホームの購入を考えた時の障害

頭金、35年の住宅ローン、ご近所付き合い、家族との意見の相違、子供の学校との兼ね合い、言い出せばきりがないほど様々な要因がございます。私がお客様のマイホーム探しのお手伝いをしている時も見に来るだけで購入できない方が多数いらっしゃいました。

 

 たくさんの物件を見たほうが良い?

不安ばかりが先立ち、十数件の物件を案内しても物件を決めきれない人は本当にたくさんいらっしゃいます。まあ、十数件も物件を見るような人はほぼマイホームを購入することはできません。

たくさん見れば、そのうち良い物件に巡り合えると思っている方やより安くで物件を購入したいと思っている方がこういう傾向にあります。

たくさんの物件を見れば物件の特徴や自分の欲しい理想の家がわかってきますが、現実的にその理想の家は100%出てきません。逆に今まで物件を断り続けていることで「断り癖」みたいなものがついてしまい、良い物件が出てきた時の決断力が鈍る方が多く、考えている間に物件が無くなってしまうような状況に陥ります。

 

マイホームを購入するメリットとは?

ほとんどの方がなんとなく家は買ったほうが良いと思っているようですが、マイホームを持つメリットについて詳しくは分からないまま家を買おうと思っているようです。

 私自身、住宅ローンを利用してマイホームを購入しましたが、一番のメリットと思うのは、住宅ローンに付随している、団体信用生命保険だと考えています。

各金融機関が出している住宅ローンという商品には全て生命保険がついています。

この生命保険は住宅ローンの契約者が亡くなればその時のローンの残高分を保険会社が支払ってもらえます。

また、この生命保険はローンの金利の中に入っているため、別途保険料を支払う必要がありません。

そのうえ、最近では7大疾病(がん、脳卒中心筋梗塞、その他生活習慣病)に羅漢する(病気により条件はありますが。。。)と住宅ローンを全額を保険会社が支払ってくれるような商品も出ています。

賃貸住宅にお住まいだとこのようなものはなく、一般的な生命保険に加入していたとしても保険料の支払いがあり、病気になったり、契約者が亡くなればの残された家族はその家賃を支払っていかなければなりません。

 

その他のメリット

・住宅借入金等特別控除

 俗にいう住宅ローン控除。年末の住宅ローンの残高の1%が(10年間+3年間 詳細は

No.1213 住宅を新築又は新築住宅を購入した場合(住宅借入金等特別控除)|国税庁

所得税より減税されます。現在、銀行の住宅ローンの金利は過去にない程の低金利となっているため、金利の支払いよりこの控除額で戻ってくる金額のほうが多い方がいるようです。

・家賃を支払っている時よりローン返済の方が安くつく!

例えば、3,000万円の頭金を300万円入れて2,700万円の住宅ローンを35年ボーナス払いなし金利1%の元利均等返済で利用すると毎月の支払額が76,000円くらいになります。そのうえ、ローン控除額が1年目27万円近く(所得によりますが。。。)帰ってきますので、年間の支払額は大体65万くらいになります。月約6万円払って賃貸マンションの新しい物件なんかを借りようものなら、間取りはワンルームになってしまうのではないでしょうか。

私はこれだけでも十分メリットを感じれるように思えます。

なので皆さんもマイホームを持ちましょう。

 

住宅ローンは誰でも利用できるわけではない

購入したい物件が決まったのにいざ住宅ローンの審査を金融機関に申し込んでみると審査に通らない方がいらっしゃいます。

ご存じのかと思いますが、過去の借り入れ履歴で延滞、滞納、また事故破産をしている、自分の収入に見合わない借り入れがある、最近では携帯電話の利用料金の滞納がある、このような方はローン金額の減額になったり借り入れができなかったりするのです。そのほかに理由で住宅ローンの審査が通らない方がいます。

不動産の営業をしている方がよく失敗してしまいがちなのですが、上でもお話ししたように、住宅ローンには「団体信用生命保険」という生命保険がついています。

この保険にも普通の生命保険と同じように自分の体の状況を保険会社に告知する必要があり、持病をお持ちの方はこの保険に加入できない可能性があり、保険に入れない人では一般的には住宅ローンを利用できません。健康な内に住宅ローンを申し込まないとそれが原因でマイホームが持てないという悲劇に陥る可能性があります。